そのむかし 白い塔の下を歩いた 白い月のもと 白い石畳のうえ 噴水のわきを 通り過ぎたときに 聖堂の鐘が鳴った 聖堂の内陣では ひとびとが こうべを垂れて 主の祈りをささげ 童貞聖マリアよと ロザリオの祈りをくちずさみ そして司祭は 新約の「ロマ書」 すなわち、 ローマ人への手紙からの1節を 詠みあげるのだった 「されば 艱難辛苦をも よろこべ 兄弟たちよ 艱難は 忍耐を呼び 忍耐は 練達を呼び 練達は 希望を呼ぶと 知れればなり・・」 システィナの栄光をいだく バチカン大聖堂のうえには ちいさな ちいさな月が 地上のひとびとの祈りを ちいさく笑いながら 見下ろしているのだった ☆画像は 一昨年前のバチカン大聖堂です☆ 1枚目画像、 聖堂右上に 月が見えております☆ 画像は クリックして頂きますと 大きくなります☆ #
by Queens-gambit225
| 2007-09-20 21:10
| ちいさな星の上で
遠くに行ったひと 見えない世界に 今は居るひと その言葉はきこえず そのほほえみは戻らないが と或る日の 月に と或る春の 花に そのひとは 宿っている 遠くに行ったひと 花のように 月のように ふたたび消え みたび 現れ そして 1000年のちの 夢で あるいは もう一度だけは 会える予感がする ☆画像は今春の 横浜市内の桜です☆ 画像は、クリックして頂きますと 大きくなります☆ #
by Queens-gambit225
| 2007-09-02 21:40
| ちいさな星の上で
花は うつむく
花は あつまる 花は 濡れる 花は かがやき 花は ゆらめき 花は 冷える 花は 尖り 花は ひかりを 待つ 花は 思う 花の 思いは・・・ 花 そのもの ☆画像は 信州・蓼科、軽井沢、麦草峠の花々です☆ 画像は クリックして頂きますと、大きくなります☆ #
by Queens-gambit225
| 2007-08-28 00:55
| ちいさな星の上で
真昼間
白日光のなかで かれの目は ひき絞られる 絞りきる 限界まで ひき絞られる どこを見ているものか その焦点をみずからは 自覚せず 一本の針のように細く細く ほそく ほそくなった そのすき間から 瞬時のなにかを見ているようにも かれの持たない 言葉の奥によこたわる 永遠を 遠望しているようにも 見える ぼう然と あるいは おそろしい 冷ややかさで その内部に ひかりと 水とを満たしている かれの 水晶体は どの占い師の 手のひらの上に あったものか 針のようなこのまなざしで あふれる昼光を 限れるだけ 限り 一方 深夜の闇のなかでは 黒々と開かれるこの瞳孔はまるで 開放された 真円のシャッター幕のようにも 見える・・ ☆窓辺のルーク(アメリカンショートヘアー・♂・2歳) マクロモードでの撮影 この画像はクリックで大きくなります☆ 2枚目は、かれの瞳のなかに撮影中の私が写りこんでおります(^^) #
by Queens-gambit225
| 2007-07-22 21:51
| 黒猫ルーク
ロワイヤル・アルバトロス
信天翁 と つづる・・ これは アホウドリのこと ボードレールの詩にも登場する、 アホウドリは 南極海にも生息する アホウドリ は アルバトロス(^-^) ゴルフのスコアにおいては イーグルよりも上である なのに アホウドリ(^-^) とは スマッシュアイスの下をくぐる ミンククジラ ロス海の上の 凍る手前の没日 地球の極点は 数百億光年のGalaxyのかなたの あなたも わたしも知らない星の みずうみの上にも あるのだろうか ペンタックスが見たものは ニコンが見たものは ミノルタが見たものは マミヤが見たものは ライカが見たものは ハッセルブラッドが見たものは トプコンホースマンが見たものは 曽祖父の 蛇腹カメラが見たものは?? ・・・ ☆画像は 自宅近く 横浜・本牧の上空です☆ #
by Queens-gambit225
| 2007-07-22 10:15
| ちいさな星の上で
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